2026-10-02

忙しい理由が見えない。AIで「業務の棚卸し」をする15分の手順

業務の棚卸しのイメージ

「毎日忙しいのに、何に時間を使っているのかと聞かれると答えられない」——小さな組織や個人事業の現場で、よく聞く声です。仕事を減らしたい、AIに任せたいと思っても、そもそも何をしているのかが見えていないと、どこから手をつければいいのか決められません。

OPSIDEがおすすめしているのは、いきなりツールを選ぶのではなく、まず「業務の棚卸し」をすることです。大がかりな調査は必要ありません。先週の仕事を書き出して、AIに整理してもらうだけで、最初の一歩としては十分です。

手順1:先週の仕事を、思い出せる範囲で書き出す

順番や書き方は気にせず、先週やった仕事を箇条書きにします。そのとき、各項目に「かかった時間の目安」「どのくらいの頻度か」「誰がやっているか」を、一言ずつ添えてください。正確な数字でなくて構いません。分からない部分は、空欄のままで大丈夫です。

手順2:AIに「分類」と「問い返し」を任せる

書き出したメモを、下のプロンプトと一緒にAIへ渡します。ポイントは、メモに書かれていない時間や頻度を、AIに推測で補わせないことです。分からない項目は「要確認」として残してもらい、人があとから埋めます。数字が曖昧なまま「効果がありそう」と結論づけると、あとで判断を誤りやすくなります。

そのままコピペで使えるプロンプト例
あなたは業務改善の担当者です。以下は、私が先週行った仕事のメモです。 次の順番で整理してください。 1. 仕事を「毎日」「毎週」「不定期」に分類した一覧表(項目・頻度・時間の目安・担当) 2. 時間がかかっている上位3つと、その理由の仮説 3. 「減らせるもの」「まとめられるもの」「型にして任せられるもの」への仮の振り分け(理由を一言添える) 4. 情報が足りず判断できない項目と、確認したいこと(質問の形で) 条件: ・メモに書かれていない時間や頻度は、推測で補わず「要確認」と書く ・個人の仕事ぶりの評価はしない 【先週の仕事メモ】 [例:見積書の作成 約1時間 / 問い合わせメールの返信 毎日 / 請求書の確認 週1回 …(ここに、実際のメモを貼り付ける)]

手順3:「減らす・まとめる・任せる」を、ひとつだけ決める

AIが出した一覧を眺めて、すぐに取りかかれそうなものをひとつだけ選びます。全部を一度に変えようとすると、続きません。たとえば、「毎週同じ形式で作っている資料」を、型にして任せる候補にする、といった具合です。

棚卸しは、月に一度くらい繰り返すと、仕事の変化に気づきやすくなります。「忙しい」という感覚を、見える形にしておくこと。それが、現場に定着する、回り続ける仕組みづくりの出発点になります。まずは、今週の金曜日に、15分だけ試してみてください。

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