中小企業の現場支援をしていると、「やることは山ほどあるのに、朝、何から手をつけるか決めるだけで時間が溶ける」というお悩みをよく伺います。特に一人で何役もこなす方ほど、頭の中にタスクが散らばったまま一日が始まりがちです。
この「決める時間」自体をAIに肩代わりしてもらう、というのがOPSIDEでよくお伝えしている考え方です。AIに「タスクをやって」と頼むのではなく、「タスクを整理させる」使い方です。
タスクを「全部出す」だけでいい
ポイントは、最初から優先順位を考えようとしないことです。人間が頭の中で順位付けをしようとすると、それだけで疲れてしまい、結局手が止まります。代わりに、思いつくタスクを締切や重要度を気にせずそのまま書き出し、その一覧をAIに渡して整理させます。
AI側には「緊急度」「重要度」「所要時間」の3つの軸で並べ替えるよう指示しておくと、毎回ブレのない基準で優先順位表ができあがります。これを毎朝のルーティンにしてしまえば、「何からやるか迷う時間」そのものがなくなります。
そのままコピペで使えるプロンプト例以下は今日やるべきタスクの一覧です。
「緊急度」「重要度」「所要時間」の3つの観点で優先順位をつけ、
上から順に並べ替えたリストを作成してください。
出力形式:
1. [タスク名] ── 理由(1行)
2. ...
タスク一覧:
[ここに思いついたタスクをそのまま箇条書きで貼り付け]
「理由」を1行添えてもらうのがコツです。なぜその順番なのかが見えることで、AIの判断をそのまま鵜呑みにせず、違和感があればその場で修正できます。
仕組みにすると、誰でも同じ判断ができる
この整理の仕方をチームで共有しておけば、優先順位の付け方が担当者の経験や勘に依存しなくなります。新しく入ったスタッフでも、同じプロンプトを使うだけで代表と近い判断基準でタスクに取り組めるようになる——これも「属人化の解消」と「回り続ける仕組み」の小さな一歩です。
まずは今日一日分のタスクだけで構いません。書き出して、AIに渡して、並べ替えてもらう。この3ステップを試してみてください。
OPSIDE